NZワークビザ(就労ビザ)申請の種類1 Job offer|2019年版

ニュージーランドでWorking Holiday Visa(以下ワーホリ)からWork Visa(以下就労ビザ)の申請。

最初にすべきことは、

 

「自分がどのワークビザに申請するかはっきりさせること」です。

 

一言で「ワーク」や「ワークビザ」と表現されがち。

しかし、実際は数十種類のワークビザがあります

申請によってプロセスや準備物やビザ取得後の期間や条件まで異なりますからね!

 

就労先の人事担当などに質問するのが早いでしょうが、自分でも種類をある程度把握できている理解が深まるはずです。

この記事では2019年における、ニュージーランドワークビザの「Job offer」カテゴリーの11種類についてまとめています。

 

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4つのカテゴリー – NZワークビザ申請

ワークビザ(就労が可能なビザという意味で使用)の申請の種類は、まず4つのカテゴリーに分かれています。

各カテゴリーにそれぞれ3~30種類くらいのワークビザがあります。

 

1、Job offer←この記事です

2、New Zealand qualification

3、Nationality

4、Other

 

より詳細な説明をお求めの方は、英文で大変ですがimmigration(移民局)のホームページを参照にしてください。

 

 

Job offerカテゴリー – NZワークビザ申請

雇用主から「あんた働いてぇ~」っていう正式なオファーがあって申請できるワークビザです。

Immigration(移民局)のホームページでは現在11種類確認できます。(2019.1現在)

 

 

1.【Entertainers Work Visa】

ニュージーランドのエンターテイメント業界ではお目にかかれないような活躍をする人が対象。

絵画などの芸術、音楽、映画やビデオ制作などで高いパフォーマンスを発揮するする人。

その活動をサポートする人も対象に含まれる場合もあるようです。

 

条件として関わるプロジェクトがニュージーランドの移民局に承認されることが前提条件となります。

Entertainers Work Visaの詳細

 

 

2.【Essential Skills Work Visa】

ワーホリ終わりかけ、ホテルやレストランで働いている人がワークビザ取りたい…というケースでの取得が多いです。

僕もこの申請区分でした。ざっくりした条件は、

 

1、Full timeでの雇用(最低週30時間以上)のオファーを受けている

2、その仕事に必要な資格・経験を有している(と認められる)

3、雇用主は先にNZ人を募集し、人材がいなければ申請可能である

4、このビザでは妻や子どもといったパートナーをこのビザには含められない

5、このビザで個人事業や自営業としての活動はできない

 

要はJob Offerをもらった会社以外では働きませんということ。

このビザの取得後に転職などを行う場合は改めてビザ手続きが必要となります。

 

2017年8月に基準が厳格化。技能レベルによってビザの種類がHigh, Mid, Lowの3段階設けられました。

これまでも段階分けはあったもののワークビザの更新は何度でもOK。

しかし、基準の厳格化によりLow-Skillに分類されるワークビザホルダーの更新回数は最大3回までと制限。

同一のLow-Skillでのワークビザ申請には12ヶ月の国外退去が条件となりました。

Essential Skills Work Visaの詳細

移民法が改正!?ワークビザ基準変更の真実がヤバすぎる!

2017.08.19

 

 

3.【Long Term Skill Shortage List Work Visa】

・NZで人材が不足している分野

・熟達したスキル、経験、関連する資格を有しており

・仕事のオファーがある

 

この3つの条件が揃えば申請が可能になります。

先のEssential Skills Work VisaではNZ人の適任者がいなければ比較的審査に通りやすいビザでしたが、

こちらのビザの基準は比較してかなり厳格なものとなっています

 

Skill shortage list checker / NZ Immigration

ニュージーランドのImmigration(移民局)の定める、上記リンクに掲載されているリストの職業でなければいけません。

リスト内容も状況や時代の変化に伴い変更されます。

 

「Long Term Skill Shortage List Work Visa」を取得し、2年間ニュージーランド国内で指定の職業での勤務を継続する。

この条件が満たされれば、ニュージーランドの永住権申請の権利が与えられます。

Essential Skills Work Visaよりも基準が厳格である理由です。

Long Term Skill Shortage List Work Visaの詳細

 

永住権について

ニュージーランドの永住権には期間制限がなく、一度取得してしまうと半永久的に滞在できるようになります。

世界的にも注目され申請者が激増。結果、2010年代前半と比較し基準が非常に厳格化されました。

移民法が改正!?ワークビザ基準変更の真実がヤバすぎる!

2017.08.19

 

 

4.【Post Study Work Visa – Employer Assisted】

NZの専門学校や大学で学び、特定の資格を取得した人が対象となります。

僕の職場のキッチンでは、NZの調理師学校で調理師免許を取得した人が卒業後このビザを取得して働いています。

 

取得した資格に関連するポジションを提供してくれる雇用主から、週30時間以上の勤務が保証されるFull timeのスタッフでの雇用のオファーがあれば申請できます。

技術を磨きながら働くことができるので一石二鳥ですね。

Post Study Work Visa – Employer Assistedの詳細

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5.【Recognized Seasonal Employer Limited Visa】

園芸やぶどうなどのフルーツ栽培の業界での仕事になります。

園芸なら苗植えや伐採、剪定(せんてい)などメンテナンス業務が中心。

フルーツ系なら畑での収穫業務などに携わります。

 

申請の前NZ政府に認可されている雇用主からJob Offerをもらう必要があります。

18歳以上と年齢制限あり。

年によって若干条件が異なりますが、毎年10,000人前後の募集人数、期間は7カ月です。

 

体力仕事なのでNZの最低時給よりも稼げることが多く、スノーボーダーやバックパッカーに人気の職業。

競争率は高め、最低限英語ができて健康なのは最低条件。

郊外地が多く移動手段となる車と住む場所を自力で調達できないと雇用される見込みは薄いです。
※そもそも大規模農場はど田舎にあることがほとんどで車がなければ日常生活自体かなりキツイ

Recognised Seasonal Employer Limited Visaの詳細

 

 

 

6.【Religious Worker Resident Visa】

・まず5年間は聖職者としての勤務やトレーニング経験が必要。【Religious Worker Work Visa】というビザあり

・以降も聖職者として働くこと

・NZ宗教団体(日本でいう宗教法人?)がスポンサーになること

 

上記の条件を満たせば申請できるビザとされています。

パッと浮かぶ職業を考えると牧師さんでしょうか。

 

期間は無制限です(55歳以下でないと申請できません)。

条件によってはパートナーや子どもを自分のビザ申請のメンバーに加えることができます。

 

2年間保有すれば永住権【Permanent Resident Visa】に申請が可能となります。

Religious Worker Resident Visaの詳細

 

 

 

7.【Silver Fern Practical Experience Work Visa】

 

・【Silver Fern Job Search Visa】を保持している人

or

・既に【Silver Fern Practical Experience Work Visa】保有、技術職人としてNZ生活を希望する人

 

上記のいずれかが対象者となります。

 

期間は最大2年間。

「技術職」はImmigration(移民局)のホームページに掲載。

このビザも基準は厳格です。

下記リンクに該当する職である必要があります。

ニュージーランド技能職一覧】(英語)

Silver Fern Practical Experience Work Visa詳細】(英語)

 

 

8.【Skilled Migrant Category Resident Visa】

現状、ニュージーランドで永住権を目指す多くの人がこのビザの申請をします。

永住権は【Permanent Resident Visa】であり、このビザは永住権ではありません。

このビザを2年間保有していると永住権に申請できるようになります。

 

1次審査としてExpression of Interest (以下、EOI)機関で経歴審査が行われます。

学歴、職歴、資格、NZの現住所など様々な項目が査定・評価され全てポイントとして換算。

2019年時点で合計160pt以上ないと2次審査となる本審査に移行できません。

 

近年、永住権狙いで申請する人が中国人、インド人を中心に激増。

2017年に基準が大幅に厳格化されてしまいました。

Skilled Migrant Category Resident Visaの詳細

 

 

9.【Specific Purpose work visa】

NZでのイベントなど明確な目的がある人が対象になります。

NZ移民局の定める「明確な目的」や「イベント」の条件に該当しなければ申請はできません。

対象になる人々はリスト化されています。

職業や目的などによって滞在可能な期間が異なる制度になっていますね。

Specific purpose or eventの条件

Specific Purpose Work Visaの詳細

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10.【Supplementary Seasonal Employer Work Visa】

既にStudent Visa(就学ビザ)Visitor Visaでニュージーランドにいる人が対象。

18歳以上で最大6ヶ月間の滞在が認められます。

園芸やフルーツ栽培の業界での季節労働者として働くことが可能、

しかし、このビザはワーホリと同じで1度しか取得できません。

 

SSE(Supplementary Seasonal Employer) として認可されている就労先が、NZ人就労者を十分確保できないときに申請可能。

いつでもどの就労先でも…というわけではないので注意してください。

Supplementary Seasonal Employer Work Visaの詳細】(英語)

 

 

11.【Talent (Accredited Employer) Work Visa】

NZ移民局が公認する企業が必要とするスキルを有し、NZ生活を希望する人が対象です。

申請には公認企業からFull time(週30時間保証)としての仕事のオファーをもらう必要はあります。

2年間以上の勤務に給与額など一定条件をクリアすれば【Talent (Accredited Employer) Resident Visa】への申請が可能に。

こちらも永住権へのアプローチに繋がるビザの一つです。

※Resident系のビザは2年間保有していると永住権申請できる

Talent (Accredited Employer) Work Visaの詳細

 

 

最後に

「ワークビザ」とひとくくりにしても「Job Offer」ジャンルだけで11種類もあります。

しかも、系統、目的、条件、期間などはバラバラ。

自分自身が申請するビザがどのようなものなのか理解しておくことが望ましいですね。

副業・自営業が認められていないビザが多いので注意してください。

 

どの申請がもっともあなたにマッチするのかは、移民弁護士に相談するのがもっとも確実です。

NZ移民局の表面的な記載だけではわからない運用実態など事情に詳しい方々です。

高額ですが失敗したくないなら相談も視野にいれることをオススメします。

それでは、今回はこの辺で!See you next time.

 

 

関連記事紹介

 

★ワーホリから初めてのワークビザ切り替え…何からすべきか見当もつかないという方はこの記事をどうぞ。

一般的な申請の流れを時系列順に確認してもらえると思います(^^)

NZワークビザ申請にかかる所要時間は!?2019年版ワーホリからの変更流れを時系列で図解!

2017.02.07

 

★ニュージーランドのワークビザの種類を浅くでいいから網羅したい..という方は下記記事からどうぞ。(他3種類)

NZワークビザ(就労ビザ)申請の種類2 New Zealand qualification〜|2019年版

2017.02.11

NZワークビザ(就労ビザ)申請の種類3 Nationality|2019年版

2017.02.11

NZワークビザ(就労ビザ)申請の種類4 Other|2019年版

2017.02.12

 

★ワークビザ申請(モデルケースはEssential Skills Work Visa申請)の一般的な準備書類一覧記事はコチラ

NZワークビザ申請の必要書類詳細まとめ|2019年版

2017.02.20

 

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