NZワークビザ申請用紙INZ1015の書き方 18/10/31更新

 

ニュージーランドでのワークビザの申し込みには、まず申請用紙を記入しイミグレーション(移民局)へ提出する必要があります。ワークビザ申請の多くで使用される申請用紙が「INZ1015」というフォームです。僕が初めてワークビザ(Essential Skills Work Visa)を申請した際もこのビザ申請用紙を使用しました。しかし、当然ながら質問事項は全て英語で記載されています。特に初めて申請される方は分からないことが多いと思いますのでまとめてみました。あくまで参考程度にご覧いただければ幸いです。

 

ワークビザの種類について

ニュージーランドので就労可能となる「ワークビザ」と呼ばれるものは30種類以上あります。本記事では、ニュージーランドで最も申請の多いワークビザの種類の一つである「エッセンシャルスキルズワークビザ(Essential Skills Work Visa)」に焦点を当ててまとめています。申請するワークビザの種類によっては本記事でまとめている申請用紙INZ1015を使用しない場合もありますのでご注意ください。

2018年10月31日追記

2017年8月28日に施行された改正移民法により、ワークビザ(Essential Skills Work Visa)のポリシーが一部変更されました。この変更により、申請用紙が最新版(2017 Augest版)に更新されております現在の最新版は2018年Augest版です

今回はEssential Skills Work Visaの申請要件や制度の仕組みそのものの変更になりましたが、申請用紙の記入項目にそこまで大きな変化はありませんでした。最新版の申請用紙かどうかは、申請用紙INZ1015の申請用紙の冊子表紙左上部に注目してください。

画像参照: 【 http://goo.gl/jymTof 】Immigration(移民局HP)

 

この部分

 

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INZ1015の申請用紙の表紙

 

こんな感じになっています。申請用紙は半年に一回ほど改訂されます。表紙の左上に小さく「November 2016」と書いてあるのは、この時期に改訂されたことを意味しています。記入の際は必ず最新の申請用紙を使用しましょう。最新版かどうかは移民局がいつ申請用紙を改訂したかHP上(下記のURL)で発表しているので参照にすると便利です。

【Work forms and guides】←リンク切れです。下記URLのイミグレページから確認しましょう!

https://www.immigration.govt.nz/documents/forms-and-guides 】: Forms and Guides (application)より

 

【2ページ目】チェックリスト

左上の箇所は、この申請用紙INZ1015を使用する全ての人が必要に応じて準備しなければならないもののリストになります。それ以下は、該当するビザ申請に必要な書類を揃えます。【Essential Skills Work Visa】であれば、INZ1113も必要ですね。必要な準備物を全て揃えて「レ点」でチェックしましょう。

 

 

【3ページ目】Section A(Personal Detail)

Section Aの記入を始める前に、自分がどのタイプのビザを申請するのかチェックをつけましょう。質問【A3】など、自分に該当しない項目に関しては記載しなくても良い場合があります。【A9】は法律上どうなっているかで判断するべきだと考えます。事実的にパートナー関係でも法律上その届けを行っていなければ「独身」にチェックを入れても差し支えありません(僕のケースです)。

SectionAに関しては、2017年8月28日の移民法改正による変更点は見られませんでした。

 

 

【4ページ目】Section B(Contact Detail)

住所は全て正確に記入しましょう。トラブルの原因となります。質問【B1】の連絡用メアドは間違えたり字が原因で違う文字列として処理されると致命的(連絡が届きません)です。最大限注意し正確かつ識別が容易な文字で記入しましょう。

ビザ申請を第三者に委託する場合、その受託者は特別な資格を有している必要があります。ビザ申請に詳しい友人の名前を記入する…などということは認められません。また、記入の際は原則すべて大文字で記入しましょう。

Section Bも2017年8月28日の移民法改正による変更は見られませんでした。

 

 

【5ページ目〜】Section C(Your Health)

【C5】のNZ$9000の証明とは、ニュージーランド国内で使用可能な銀行口座の残高証明であると考えられます。4つ目の自分のスポンサーが支払うとは、雇用主などが支払うということです。

 

 

結核リスクの低い国をまとめたリストが移民局のホームページ上に掲載されています。日本はこのリストに含まれておらず、「結核リスクの低い国」とは判断されていません。下記のリンクは「結核リスクの低い国」のリストです。

Countries with a low incidence of tuberculosis

 

日本は含まれていないので健康診断や胸部レントゲンの有無の判断は慎重に行ってください。

 

 

【Note】の部の訳は以下になります。

  • セクションCを記入するには、ワークビザ申請ガイドINZ1016の結核リスクの低い国リストを参照にしてください。→→上記のリンクから国のリストを確認できます。

 

  • 妊婦は特別なレポートが必要とされない限り、胸部レントゲンは必要とされない

 

  • 前回の申請で用意した胸部レントゲン写真が撮影から36ヶ月が経過していない場合、本申請では必要ない。ただし、前回の撮影から健康状態が悪化していない、もしくは結核低リスク国リスト以外の国に6ヶ月連続して時間を費やしていない場合に限る。

 

  • 前回の申請で用意した健康診断が受診から36ヶ月が経過していない場合、本申請では必要ない。ただし、前回受診から健康状態が悪化していない場合に限る。

 

Secrion Cも変更点は見受けられませんでした。これまでと同じように自分の該当する条件に沿ってチェックをつけていきます。INZ1015の申請用紙に沿ってワークビザの申請を行う場合、ニュージーランドでの滞在期間に応じて「Chest X-ray INZ1096」「General Medical CertificationINZ1007」を受診しなければなりません。しかし、多くの人はワーホリのビザ申請時にレントゲンや健康診断を行っています。

これまでにも記載した通り、条件さえ満たしていればレントゲンや健康診断は36ヶ月間有効と判断されます。ワーホリのビザ期間は1年です。人によっては「INZ1096」もしくは「INZ1007」、または両方を準備する必要がない可能性が出てきます。しかし、そのように判断すればよいのでしょうか?

個人的な経験からその判断方法をまとめた記事をまとめてみましたので下記リンクからどうぞ。

NZワークビザ申請に健康診断とレントゲン撮影は必要?|2019年版判断方法まとめ|知らないとかなり損する話

2017.03.03

 

 

【6ページ目〜】Section D(Your Character)

Section Dでも質問内容の変更点は見られませんでした。

【D1】に関しては、交通違反でも「No」にチェックをしたのに実際に犯したことが判明した場合、虚偽の申告をしたとして申請が却下される可能性考えられます。慎重に回答を行う必要があるでしょう。逆に、【Yes】にチェックがあったところでそうそう申請却下になりません。(交通違反くらい誰でも一回くらいやってます)それ以外の質問事項は、普通にこれまで生活していれば【Yes】にチェックが入ることはないでしょう。

 

【Essential Skills Work Visa】を申請する場合、必ずしも無犯罪証明書を準備しなければならないわけではありません。しかし、24ヶ月以上トータルでNZに滞在する予定である場合は必要になります。

 

補足1

5年前に高校の修学旅行でNZに1ヶ月滞在。その後1年前にワーホリ申請してNZに入国。その後ワークビザ申請を行うケースを想定します。

ワークビザの最低期間は1年間です。この場合、ワークビザが許可された場合のNZの滞在期間は1年(ワーホリ)+1年(ワークビザ期間)+1ヶ月(修学旅行)でトータル2年1ヶ月になります。従って、無犯罪証明を申請する必要があるという判断になります。

補足2

ワーホリで1年NZに滞在し、ワークビザで1年間の滞在許可が出る見込みの場合に必要なるのでしょうか。

ワークビザの許可は、通常ワーホリの期間満了の直前(厳密には2〜3日前)に出されます。そうなった場合、ワーホリ期間とワークビザの期間を合わせても23ヶ月28日であり24ヶ月ではありません。従って、この場合は無犯罪証明は必要ありません。しかし、ワークビザの審査が長引きワーホリの期日以降にワークビザの許可が下りた場合は、滞在期間が24ヶ月+数日〜になるため必要になると考えられます。

実際に期日以降に許可が出る場合もあるので注意が必要です。

 

無犯罪証明書の請求はNZ国内からでも日本国内からでも行うことができます。申請方法は以下の記事からどうぞ。

無犯罪証明書をNZ国内から申請する方法を徹底検証 - NZワークビザ申請2019年版

2017.02.26

無犯罪証明を日本国内で申請をする方法を徹底検証!- NZワークビザ申請2019年版

2017.02.27

 

 

【8ページ目】Section E(Employment and qualifications)

移民局から雇用主に連絡が入る場合もあります。正確に記入しましょう。

また鍼灸師、グラフィックデザイナー、会計士、シェフなど、資格に関連する職業でワークビザ申請を行う場合、資格証明書や関連する大学・専門学校の卒業証明書の提出を求められる場合があります。詳細は雇用主や移民局に早めに確認しましょう。

ちなみにSection Eでも変更点は見られませんでした。

 

 

【8ページ目】Section F(Job offer)

Section Fでは若干の加筆が見られました。設問に関しての変更は見られませんでした。。

オファーをもらっている雇用主の情報を記入しましょう。【F4】のSkilled Migrant Category(略称SMC)とは永住権の「技能移民カテゴリー」のこと。永住権には投資家部門や宗教職部門など実はいくつかの部門に分かれています。2017年8月28日の移民法改正ではこのSMCとEssential Skills Work Visaが変更の対象となりました。

 

【F4】の「Invitation to Apply」に関して

SMCの申請は申請希望者全員が申請できるわけではありません。申請は2段階あります。まず、Expression of Interest(略称EOI審査)です。年齢、居住地区、仕事の経験など様々な評価項目がありそれぞれに点数が割り振られています。例えば、年齢だと21ー30歳に該当すると30ポイント獲得、31-40歳なら20ポイント獲得などといった具合です(この例は正確な数値で記入していないので注意してください)。

そして全ての評価項目の合計獲得ポイントが160ポイントを超えたら事実上第1段階クリアとなり、「本申請待ち」のリストにプールされます。そして、移民局がそのリストから第2段階の本申請に移行する人に声をかけるような流れになります。実は100ポイントを超えていれば一応本申請待ちのリストにプールはされるようです。しかし、昨今の移民激増の流れを受け160ポイント以上でないと移民局からの「Invitation」は絶望的であるのが2017年8月28日現在での状況となっております。

 

少し横に逸れましたが加筆内容は下記の写真になります。

【F4】の下部に登場した一文です。長々書いていますが要はワークビザ(Essential Skills Work Visa)のHigher Skill, Mid Skill, Lower Skillの3つあるスキルレベルのどこに該当するかによってニュージーランドに残ることのできる期間が違うので注意しなさい。どのスキルレベルに自分が該当するかの判断方法の詳細は「ワークビザガイドINZ1016」に記載してあります。

と記載されています。2017年8月28日の変更で加筆された一文のようですね。

 

【9ページ目】Section G (Work to Residence): South Island Contribution

新しく追加になったセクションです。

しかし、記入の対象はWork to Residenceへの申請を行う人のみです。よってEssential Skills Work Visaの申請をする人は記入せず次のSection Hの記入を行いましょう。

 

 

【9ページ目】Section H(Declaration by applicant)

※以前までSection Gでしたが、2017年8月28日での用紙変更でSection Hになりました。

内容に変化は見られませんでした。目を通してサインをしましょう。

 

 

【10ページ目〜】Section I、J

 

 

※以前までSection H,Iでしたが、2017年8月28日での用紙変更でSection I,Jになりました。

 

この2つのセクションは移民弁護士やコンサルタントに自分のビザ申請を委託する場合に記入します。自分で手続きを進める人に記入の必要はありません。

 

 

【最終ページ】Section K

※以前までSection Jでしたが、2017年8月28日での用紙変更でSection Kになりました。

現金での支払いはできません。決済は口座からの引き落としになります。カード情報を正確に記入しましょう。

 

 

最後に

用紙へは鉛筆やシャープペンシルで下書きをしておくことをオススメします。そして黒、または青のボールペンで記入していきます。繰り返しになりますが、自分のメールアドレスの記入は間違いなく正確に行いましょう。移民局からの連絡は基本メールなので間違うと連絡を受け取ることができなくなります。

 

少しでも参考になれば幸いです。それでは、See you next time!!!

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