35歳でNZでのロングステイを目指す際の注意点とは!?

自然・景色がキレイ!!

カフェがおしゃれ!!

東京みたいにゴミゴミしてない!!

 

そんな国の一つがニュージーランド。最近では20代の若者だけでなく、30歳を超えるような方でも6ヶ月以上の長期滞在をしようとする方が増えているように思います。

 

長期滞在には仕事もあった方がいいです。お金の心配を大幅に軽減できますからね。2ヶ月ほど前にも35歳の日本人女性(以下Aさん)が僕の働くレストランへ面接に来られました。

 

が、残念ながら不採用となり日本へ帰国される結果となりました。今回の記事ではこの方を例に、ワーホリの31歳未満という年齢制限を超えている方が知っておくべきニュージーランドの滞在ビザ事情をお話ししたいと思います。少し長くなりますがお付き合いください。

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Aさんの何が問題だったのか??

「滞在ビザを持っていなかったこと」この一言に尽きます。

 

面接にて。

僕「失礼ですがおいくつですか?」

A「35歳です。」

僕「滞在ビザはお持ちですか?」

A「持っていません。求人広告を見て応募しにきました。」

A「ビザサポートしていただけるなら働かせていただきたいと思いました」

僕「……」

 

Aさんは観光ビザで4週間ほどニュージーランドに滞在されている中で面接に来られました。…が、いくらビザサポートありとは言ってもさすがにこのケースではサポートすることは99.9999%無理です。求人でよく見かける「ビザサポートあり」という言葉を誤解されてこられたのだと感じました。

 

 

求人でよく見かける「ビザサポートあり」という言葉

英語の求人広告、日本語の求人広告に限らず「ビザサポートあり」という言葉はよく出てきます。

これは求職者がワークビザ(就労ビザ)を申請する際に雇用主がサポートしますということです。この言葉の意味を理解するには、ニュージーランドのワークビザ(就労ビザ)の仕組みを簡単に理解しておく必要があります。

 

 

ニュージーランドのワークビザ(就労ビザ)の仕組み

 

日本人がニュージーランドで働くにはワークビザ(就労ビザ)が必要です。

※他にも就労可能なビザがありますがここでは割愛します。

 

実は「ワークビザ」といっても30種類以上の就労ビザがニュージーランドにはあります。それらの就労可能なビザを総称して「ワークビザ」といっている点にまずは注意してください。

 

その中でも、車屋さん、お土産屋さん、ホテルの調理師、レストランのマネージャーなど殆どの職種で、殆どの求職者が利用しているのが、

「Essential Skills Work Visa(エッセンシャルスキルズワークビザ)」

というワークビザです。

 

30種類あるワークビザはある制約の有無で分類することができます。それはJob Offer(ジョブオファー、以下オファーと略)の有無です。そして、広く一般的な「Essential Skills Work Visa(エッセンシャルスキルズワークビザ)」はJob Offerが必要な種類に分類されます。  ※ワーホリの場合はオファーをもらう必要ありません。

 

Job Offer(ジョブオファー)とは、雇用主がNZ人以外を雇う場合に必要とされます。このオファーはImmigration(移民局)で精査され「この日本人を雇うたる正当な理由がある」と正式に認められる必要があるのです。それで初めて正式に「オファーあり」と判断されます。

 

企業とて自由に外国人を採用できず、求職者も企業からのサポートなしでワークビザを取得できない仕組みになっています。



 

「ビザサポートあり」という言葉の意味

 

ざっくり言えば、「ワークビザ(エッセンシャルスキルズワークビザ)を申請するなら、移民局に一筆書いてNZ人よりあなたが必要であるとアピールさせてもらいますよ」ということです。

 

しかし、単純に紙一枚に一筆書けば済む話ではありません。実際はNZ人も対象に入れた求人広告を2週間出す必要があります。更に、その辺のNZ人では業務が務まらない旨を明確にしなければなりません。加えて雇用条件や業務内容を細分化して移民局に提出する必要があります。

 

更に言えば、単純に資料を揃えれば良いだけではありません。移民局は求職者の学歴、過去の職歴、就職先の業務に関連する職務経験を精査します。その中で、最も重視されるのが「業務に関連する職務経験」です!!そして、判断材料の大部分は職場での勤務状況になります。まぁ紙にはなんとでもかけますから当然と言えば当然ですね。働く前から、NZ人を上回る働きができる求職者かどうか雇用主が見極めるのは無理です。

最低でも半年

 

僕が見てきた中でオファーが正式なものと移民局に認められてきた人が、エッセンシャルスキルズワークビザ申請前にその雇用主の元で実際に勤務をした期間の長さです。

 

その雇用主の企業人としての信用や社会貢献度なども加味されるので一概には言い切れません。しかし、今の職場に約3年いる中で実務期間が短すぎるために、雇用主サイドで書類を準備しても移民局から認められずお見送りとなった人も見てきました。つまり、雇用側がビザサポートをしたい!!と考えていても移民局でハネられてしまうんですね・・・。こればっかりはどうしようもありません。

 

 

昨今のニュージーランド国内の雇用情勢

 

「ニュージーランド人の仕事がない!!」と言われております。その原因とされているのが移民です。

 

エッセンシャルスキルズワークビザを筆頭に、オファーの制約があるワークビザは「NZ人の雇用が優先」とされているにも関わらずです。それに伴って、当然移民局へ提出されるオファーの精査基準も日に日に厳しくなっています。

その流れは2017年8月28日の移民法が改正でさらに顕著となりました!!「Essential Skills Work Visa(エッセンシャルスキルズワークビザ)」の制度が大幅に変更となり、一言でいうと条件がかなり厳格化されてしまいました。30種類以上あるワークビザの中でピンポイントです。カフェとかあたりなら適当になんとかなるだろ…精神だとまぁ厳しいですよね(苦笑)

 

2017年8月28日のワークビザの基準変更内容が気になる方はこちらから

移民法が改正!?ワークビザ基準変更の真実がヤバすぎる!

2017.08.19

ワークビザ・永住権の超厳格化!新基準から考えるべきこと

2017.04.22

 

 

Aさんに足りなかったもの

 

「オファーをもらいたい職場での実務経験」です。

ということは、少なくとも働けるビザ取得しニュージーランドに入国する必要がAさんにはあったと言えます。そういう意味で最も便利なのは「ワーホリ」です。しかし、Aさんは35歳なので申請不可です。ニュージーランドはビザなしでも3ヶ月以内(目的が観光、留学)であれば入国できますが働くことはできません。

 

すぐ思いつく方法としては「Student Visa(学生ビザ)」を申請することです。   ※もちろんこれ1種類だけではありません。

一定の水準を満たす語学学校や専門学校などに一定期間以上在籍することが確定し(入学申込、授業料の支払い済で領収書あり)いれば、移民局に申請できます。認められれば学校へ通いながら週20時間以内に限り就労することが可能となります。但し、在籍期間の長さや在籍する学校によっては就労不可ですので注意は必要です。

 

しかもこの方法だと100万円以上単位で金もかかりますが、それだけ甘くないということになります。



 

日本語の求人広告もあるが注意が必要

昨今は便利になり、日本にいながらニュージーランド現地の求人情報を探すこともできます。僕もかつてお世話になったすぐに思いつくサイトといえば

「NZ daisuki(ニュージー大好き)」です。下記のリンクから求人情報が探せます。

https://nzdaisuki.com/classified/job

 

おそらくこのページの中のいくつかは「ビザサポートあり」と記載されているでしょうが、それらの意味は僕がこれまで記載してきたことであるとお考えください。あなたがワーホリ申請の年齢上限(31歳未満)を超えた35歳前後でNZに行ったことも長期滞在もなく、情報を集めている段階であれば要注意です!!

 

 

まとめ

 

安い航空券で日本からニュージーランドにきても往復10万円以上はします。食費、宿代なども含めると安くても更に10万円〜20万円はかかります。安くはありませんよね。

 

自分のやりたいことをはっきりさせ、事前の下調べをしっかりしてから万全の計画を立ててから実行に移されることを強くオススメします。学生ビザの詳細に関しても書こうかと思いましたが記事が長くなりすぎるので今日のところはことあたりで失礼します。

 

See you next time!!

 

 

 

 

管理人「Yu」

2014年にワーホリビザを取得しニュージーランドに入国。語学学校で最低限の英語スキルを磨くかたわらで現地のレストランにウェイターとして採用される。2015年にワークビザ申請。以来サブマネージャーとして勤務し現在に至る。たまに採用担当として面接を行ったりもしている。

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