不安抱えながらワーホリでニュージー行って変わった?人生体験談

 

「ワーホリに行けば人生変わるのか?」

 

日本での会社生活にあえぎ苦しみ、今すぐにでも逃避したい人には大手留学エージェントなどから出される広告や美味しそうな経験談が眩しく見えることでしょう。

 

僕が2014年10月にニュージーランドにワーホリで入国して2年半ほど経ちます。語学学校に通いニュージー社会で働いてきた中で見てきた人や状況についてお話しします。

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何をワーホリに求めるのか!!

 

例えば、「英語はバイリンガールみたくに日本語と同じような話せる」「キャリアアップにつながり年収800万」「プール付きの豪邸買って犬猫家族4人生活を手に入れる」みたいな青写真を夢見てワーホリに来る人がいるとしましょう。

 

このような人たちがワーホリで人生を変えるとなると

「かなり難しい!!」

 

少し詳しく書いていきます。

 

 

英語のレベルが上がる??

語学学校に通い、卒業後なんとか仕事をしていれば最低限生きていくのに不自由しないレベルの英語が身につくことは事実です(適応できずDrop outする人もそれなりにいますが)。

英語の勉強は高校の授業以来…という人のほとんどは、このレベルの英語を普通に話せる人を「ペラペラやん!!すごい!!」とかなりの高確率で思います。

 

 

一方で、海外生活している日本人で「自分の英語..イケてるよね!!」と思っている人は皆無です。2年以上生活している僕ですら、ネイティブのグループ4、5人が本気で身内トークはじめたら全くついていけません。

しかし、身内トークが理解できずにグローバル企業の第一線で大活躍「年収2000万円」みたいなのは夢のまた夢。聞き間違い一つで会社に大損害を与える可能性も考えられますからね。

 

英語力云々については、1年程度の海外経験でどうにかなる..とはあまり思わない方がいいですね。日本人である我々ですら「国語」の授業を小学生の頃から嫌になるくらい受けているわけですから..。少なくとも自分で猛勉強することが最低条件となります。

 

 

キャリアアップ!!?

 

ゼロとは言いません。僕の知り合いの日本人はNZでワーホリ生活を1年間送りました。英語はお世辞にも上手とは言えないレベルでしたが、日本帰国後に商社に中途入社を果たし東南アジア地域の新規開拓を行っています。

彼は23歳と若さ要素もあって転職はうまくいったようです。それでも彼が日本で働いていたときの年収から数百万円もアップしたわけではありません。

 

 

英語が話せるというのは「ツール」の一つにしか過ぎず、結局は自分自身がどんなパフォーマンスで仕事をできるかにかかっていることを忘れてはいけません。

日本でたいして稼げていなかった人が、NZなど海外に出てきたから急に稼げるようになった..という漫画でも見かけないような強引なストーリー展開は起こりえません。

 

 

NZ国内で重宝される資格と実績を持っていれば話は別です。プログラマー、鍼灸師、会計士、建築士、医師免許…など持っている人なら、現地企業に就職してそれなりのお給料をいただけるということもあります。

しかし、運転免許くらいしか持っていない人が「青写真」だけ広げて年収800万やら狙えるほどNZ含め、海外は甘くありません。「中国人」「インド人」の方がよっぽど優秀です。できる仕事は飲食店でのお仕事が中心になってくるでしょう。

 

 

 

プール付きの家購入!!?

NZの一般的な家(庭付き、平屋5〜6 Bed Room)で平均価格は$500,000〜$600,000ほどと言われています。クィーンズタウンに限って言えば$800,000〜$1,000,000が【平均】です。$1=100円で考えれば5千万〜6千万、8千万〜1億円。

 

日本の田舎で3000万円出したらかなりいい家に住めます。NZでは5、6千万円出しても1970〜80年代頃に建てられた中古の家が一軒買えるかどうかです。庭付き大豪邸はありますが3億〜4億円出してようやく手が届くレベル。

 

ワーホリに来ている20代のどのくらいが可処分所得1000万円以上をもってNZの地を踏んでいるのだろう..と思うことがありますが、1000人いて1人くらいではないでしょうか。

 

 

時間の無駄になりかねない

「英語はバイリンガールみたくに日本語と同じような話せる」「キャリアアップにつながり年収800万」「プール付きの豪邸買って犬猫家族4人生活を手に入れる」というような目標の人は、ワーホリに来ても何の人生の変化もなく、ただただ1年間を時間の無駄にすることになるかもしれません。

 

 

英語をがっつり身に付けたいなら、現地の大学でがっつり勉強するくらいの意気込みでないと伸びません。

キャリアアップ目指すなら「英語」よりも「法律」「Web」「建築系」..など実務で役立つ資格を取って経験を積むほうが、よっぽど近道だと感じます。

 

 

 

こんな人は人生変わるかも

ワーホリを「魂の休息」と捉えてくる人にとって、ニュージーランドはいい場所なのかも知れません。

場所によりますが、ニュージーランドならではの豊かな大自然のスケールの大きさに心を打たれます(^^)日本にはない環境が多く、しばらくはかなり新鮮な気分で生活できることでしょう。そういう意味ではオススメの場所と言えます。

 

 

「Working Holiday」の主たる目的はホリデー(休暇)です。「休暇」を満喫するためのお金の不足を補うのに働くことができる..というのが元々のコンセプトです。「Working」が主になってしまえば日本にいた頃と同じ。

そう考えると、「ワーホリ」で人生変わるか否かということ自体やや的外れな感じがします。

 

 

でも僕は人生が変わりました

これは、「NZのワーホリで収入が格段にアップした」「大幅なキャリアアップにつながった」ということではありません。

 

「価値観」が変わりました。

 

 

学歴さえあれば生きていけると思っていた頃

僕の生まれたのは1988年。

物心ついた頃には「いい大学、いい会社」が幸せの絶対条件と、耳にタコができるほど言われていたものです。努力してある程度有名な私立大学を卒業しました。卒業した2011年頃は、リーマンショックのあおりを受けた大不況の時代。

 

 

それまで希望すればある程度フリーパスで就職できたそれまでとは一変、本当に実力がある人しか希望の条件・ポストで仕事ができない状況になりました。僕は「いい大学さえ出れば、いい企業(大企業)に就職できる」とナメくさった思想を持っており、単位取得だけ無難にこなしていた大学時代でした。

 

 

本当に企業がお金をしっかり稼いでくれる力がある人財が欲しい不況時に、そんな頭お花畑の勘違いしかしていない大学生など企業ははっきり言って必要ありません。なんとか就職したものの、「こんなはずでは..」と嫌々仕事をしていたものです。嫌々仕事をしすぎて「鬱」になり26歳の時に会社を辞めてしまいました。2014年のことです。

 

 

学歴も大事だが、何をできるかの方が大事

僕は大学を卒業した以外の社会的な取り柄はありません。

 

「学歴神話」を信じきり、あぐらをかいて何もしてこなかったので当然といえば当然です。ニュージーランドに限らず、「日本」という国は多くの国から尊敬されているように感じます。しかし、それは自分の能力と何ら関係ありません。

尊敬の眼差しを向けてもらえるのは、日本を作ってきた先人達の努力の賜物。ならば、それに恥じないように生きるしかありません。自分の強みを作り、最大限活かして多くの人の笑顔を作りながらお金もしっかり稼げれば、場所に関係なく幸せに生きられると思うようになりました。

 

 

「学歴」と「運転免許」しかない自分に、何を足すことができるのか。日々考え、これだと思ったことを勉強・実践する日々が続いています。

 

 

日本は本当に便利な国

 

「日本のことが大嫌い!!」

 

そう言ってNZに2014年から滞在し続けている日本人の知り合いがいます。僕もNZに来るまでは日本社会にあまりよい印象を持っていませんでした。しかし、日本を離れて日本の便利さ・ありがたさが身にしみます。

 

 

宅配便の正確さ、服や靴のバリエーションの多さ、娯楽の多さ、インフラの充実具合、生活必需品の安さ…なんてありがたい国に住んでいながら、そのありがたみに気づかずに生きていたんだろう。

来る前には「不満」しかなかった日本、今は「感謝」の気持ちでいっぱいです。NZに来て、外の世界を見たからこそ芽生えた価値観と断言できます。その恵まれた社会で自分がどう活躍できるかは自分次第。

 

 

 

努力から逃げてきた「無知」な自分を捨てて、勉強・挑戦・行動を続けていこう!!

 

 

そのように心から思えるきっかけをくれたNZのワーホリ。僕は「人生が変わった」と心から言うことができます。500万〜600万くらいお金を貯めてから、日本に帰り新たな仕事と生活を始めて楽しく充実感を感じながら生きることが今の僕の目標です。28歳からでもやる気と努力次第でどうにでもなれると信じています。

 

 

まとめ

 

  • ワーホリで人生変わるのかはその人の気持ちと努力次第。
  • ただワーホリの日々を1年過ごすだけでは人生変わらない。
  • ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

 

 

それではこのあたりで!!See you next time!!

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2 件のコメント

  • クイーンズタウンについて調べていて、こちらの記事が目に留まりました。家賃や土地勘について参考にさせていただきます!私もカナダでの1年間のワーホリを経験しましたが、行く前に想像したものとは違いました。それでも行ってよかったと思える経験が出来たので、現在NZでワーホリ中でクイーンズタウンに移動を計画中です!同年代でもあり、親近感湧きました。

    • Maiさん、こんにちは。カナダで1年間過ごされたのですね。僕自身もニュージーランドのイメージが来る前と来てからでは大きく変わりました。渡航前の青写真と違う生活を今は送っておりますが、来てよかったという思いは同じです!!何か聞いてみたいことがあればお気軽にメッセージください^^。コメントいただきありがとうございます!!

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