ワーホリやワークビザで副業・兼業できる?NZでの経験談まとめ

ニュージーランドにワーホリや学生ビザ、ワークビザで滞在されるかたの中にも、本業以外の収入があるかたも増えてきているのではないでしょうか?

ニュージーランドで、日本での副業の収入で生活したい。すでにニュージーランドにいて副業も何もしていないがこれから始めたい!!

そんなかたもいらっしゃるのではないでしょうか。ニュージーランドにおける副業(複業)・兼業についての記事がなかったので作成してみました。ていうかできるものならやりたいですよね!?自分の人生を豊かにするために行動したい、そういう気持ちは大事だと思います!

起業については日刊ニュージーランドライフさんが記事を書かれています。

副業・兼業ではなく何か事業をおこしたいということであれば参考にしてみてください!!

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ワーキングホリデービザでも兼業できる?

結論からいうとできます!!ここでいう兼業はアルバイトの掛け持ちとお考えください。

朝は新聞配達して、昼はバス運転手、夜はレストラン・・といった具合です。収入をあげるのに手っ取り早い方法といえます。ただ個人的にはあまりオススメできませんね。

 

注意点1:所得税率が上がる

ニュージーランドの所得税率は、年収1万4,001~4万8,000ドルの場合17.5%天引きされます。
※参照:【税金】NZdaisuki.com

しかし、「1つの勤務先からの所得額」と「2つ目3つ目の勤務先と合算した所得額」が同じ(4万8,000ドル未満)なら所得税額の合計は後者のほうが高くなります。割合としては、2つ目以降の所得税率が17.5%よりも高いです。

短期でまとまったお金が欲しいからと2つ目、3つ目のバイト先に手を出す人を多くみてきましたが、その前に1つ目のバイト先でフルタイムとしてガッツリ働かせてもらえるかどうか粘り強く交渉するのがオススメです。

働いている時間や労力は増えているのに、税金で控除される額が大きくなっているとなると割に合わないでしょう。

 

注意点2:完全な休みをなかなかGetできないケースも

僕は3年間ニュージーランドのレストランでサブマネージャーとして働いていました。

経験上、ワーホリで探せる仕事先の大多数はシフトが週ごとに決定されます。複数の職場で仕事をする場合でも、もちろん各々の職場からお休み(Day off)はもらえます。しかし、必ずしも2つ目、3つ目の仕事先のお休みと1つ目の仕事先のお休みが一致するとは限りません。

兼業として掛け持ちをする場合、だいたい朝からカフェやホテルのハウスキーピング、スーパーマーケットなどで勤務して、夕方からレストランのキッチンハンドやウェイターといった感じで働くケースが多いです。

例えば、朝からのカフェの仕事が水曜日と土曜日が休み、夕方からのレストランが日曜日と火曜日が休みなんてことにもなりかねないのです。

僕の同僚だった男の子だと、ひどいときに25連勤とかになっていました(笑)さすがに体調崩していましたね。もともと体が弱いかたにはオススメできない働き方です。

 

メリット

勤務時間数さえ増やせばすぐに金額としてあらわれてきます。貯めたい金額が明確だったり、次の旅行先に向けて手っ取り早くお金を稼ぎたい場合はオススメです。

ただし、可能なのはワーホリビザ期間である1年間だけであることは肝に銘じるおいてください。

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ワーキングホリデービザでも副業(複業) できる?

できます。なんなら起業もできます。

僕が意味する副業(複業)とは、要は副収入のことです。

例えば、日本国内で不動産投資や株による家賃収入、配当金収入がある。アフィリエイトでの収入がある。仮想通貨での収入がある・・といった具合です。

 

注意点1:税金の支払い先ははっきりさせておこう!

日本出国時に「海外転出」するかによって変わります。日本とニュージーランドは「Double Tax Agreement」という2国間協定を締結しているので2重に税金を納める必要はありません。

海外転出をすると住民票上は「海外転出」という記載になり該当期間は日本に住所がないことになります。

その間、年金、保険、住民税は全てストップです(年金は払い続けることもできます)。そして、日本での所得もゼロという扱いになります。一方、海外転出しない場合、日本に住所があると判断され何もしないと課税対象となります。

一方、ニュージーランドで1年のうち184日生活していればTax Residenceとみなされます。
※【居住者・非居住者区別】参照

つまり、日本に住所を残したまま出国し、ニュージーランドで184日以上生活をした場合、理論上双方の国から課税されてしまう結果になります。日本に住民票を置きっぱなしの場合は、委任状を書いて家族などに転出手続きをしてもらいましょう。

 

依然日本の口座に振り込まれ続けている報酬はどうすればいい?

ニュージーランドで銀行口座を開設しているのであればひとまず準備が整っています。

振込先をKiwi BankやBNZ, ANZの口座に指定しドル立てで報酬を振り込んでもらえればわかりやすいですね^^そして納税に必要なIRDナンバーを作りましょう。

ちなみに日本の銀行は最近基準が厳しくなってきており、非居住者とわかると口座を閉鎖されてしまいます。本人確認できませんので仕方ないといえばそうなんですが、この辺りも対策が必要でしょう!

でも、現状銀行や役所が住所のうむの実情を知る方法ってないんじゃないかなぁとも思うわけです。電話や自宅訪問されれば話は別ですが適切に納税されていればわざわざ調査する必要はありませんからね。

実際に、ニュージーランドで会ったワーホリの人たちの中で一定数は住民票を海外転出にせずにきていました。手続きが面倒くさいのかな?しかし、不利益を被っても完全に自己責任になります。

 

メリット

ネットが繋がっていて、クレジットカードさえ使えればニュージーランド現地で仕事を探さなくても生活できます。

フルタイムで働き出すと週休2日しかありませんから思いのほか時間がありません。

労働を否定するつもりはありませんが、特にやりたくない仕事を仕方なくやらなければならない・・ということであれば、お金のために仕事を探して我慢しながら働かなくてもいいのでオススメですよ^^

 

参考までに税率を・・

金利所得(銀行預金、投資信託の利子)に対しては、居住者なら累進課税の所得税率が適用されます(年間20ドル以上)。非居住者は一律15%とのことです。

配当所得(株式、有価証券など)に対しては、居住者なら累進課税の所得税率が適用。非居住者は一律30%とのことです。
※【 税金 】NZdaisuki.com

15%は累進課税の所得税計算だとざっくり年収4万8,000ドル。30%だと年収4万8,000ドル〜7万ドルの所得水準になります。なので、特に配当所得が4万8,000以下の場合は居住者として支払ったほうがお得になりますね^^

 

僕はワークビザホルダーでした

僕が保有していたのは、エッセンシャルスキルズワークビザ(Essential Skills Work Visa)でした。

雇用先の給料だけではなぁと思っていました。いずれ日本に帰って生活基盤を作っていくための資金を数百万単位で作っておかなければならないなぁと色々副業については調べ回ったのを覚えています。

ニュージーランドの滞在ビザには制限がついているものも少なくありません。

兼業はどうも無理くさい。ならアフィリエイトや株、仮想通貨系ならできるんじゃないか!!とわずかな期待をもとに調べてみました。

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ワークビザでも兼業できる?

ワークビザの場合は兼業できません。

ワークビザにも30種類くらいあるので全てが該当するわけではありません。ただ、ワーホリからワークビザに切り替えるときに最も多く利用されるのはエッセンシャルスキルズワークビザ(Essential Skills Work Visa)というワークビザです。

このビザの場合、就労先が「ニュージーランド人のかわりに、この人を雇います」とスポンサーにならなければなりません。そして移民局がその妥当性などを精査してOKかどうかの判断をします。

その性質上、雇用主が限定されておりその雇用主の下でしか働けません。

もし、違反していることが判明された場合、国外退去や最悪将来にわたって入国が認められないといったおそれがありますので要注意です。

 

ワークビザでも副業(複業)できる?

「原則」できません。

最も一般的なエッセンシャルスキルズワークビザ(Essential Skills Work Visa)では一箇所でしか働けないと決められています。これは副収入という概念も含みます。

例えば、フリーマーケットでも「継続的」に行い収益を事実上得ている場合は副業と判断されます。株、FX、アフィリエイト、仮想通貨なども「継続的」に収益を得ているのであれば副業です。

ワーホリからワークビザを申請する段階の人は、すでにニュージーランドで1年のうち184日以上過ごされているTax Residentであるかたがほとんどです。

このTax Residentに該当する場合、全世界の収入に対してニュージーランドへ納税する必要があります。ニュージーランドにはIRDナンバー、日本にもマイナンバーがありますので誤魔化すリスクは高いと思われます。

 

では、何もできないのか?

一切可能性がないのかというとそうではないようです。

しかし、ここからは僕も実体験には基づかず、移民局のオフィサーや現地の詳しいかたに質問した内容に基づいて記載していることを理解した上で読みすすめてください。

 

Varying the conditions of a work visaで可能性あり?

Varyとは他動詞で「(〜を)変える、変更する」。Conditionは「条件」。

移民局のホームページにこのような名称のセクションがあります。

Some work visas restrict work to a particular occupation, employer or location. If your work visa has one of these restrictions you can sometimes change the conditions of your existing visa, instead of applying for a new visa.

※【 Varying the conditions of a work visa 】参照:New Zealand Immigration(NZ移民局)

職業、雇用主、場所などに制限付きのワークビザもある。

もしあなたのワークビザにそのような制限がついている場合、新規ビザの申請をせずとも既存ビザ(つまり現在の制限付きのビザ)の条件を変えられることがある。

と移民局のホームページでは記載されています。

ただし、申請するだけで$150以上かかるうえに、許可が降りる保障はないので気をつけましょう。

 

じゃあEntrepreneur work Visaは?

ビザのことを調べていると、こんなビザがあることを知りました。

起業家ワークビザとでも訳せばよいでしょうか。

制限付きのエッセンシャルスキルズワークビザ(Essential Skills Work Visa)じゃなくて、こっちでいいんじゃね?と僕も考えたことがありました。・・しかし、

・自分のビジネスに最低でも10万NZ$を投資している

・申請料だけで$3,000以上

・会計士などにビジネスプランを書いてもらう必要あり

・すでに日本で事業展開していて実績がないとダメ

・会社登記簿も数年分は提出必要

・・・などの条件があり、ちょっと副業始めてみようかなぁレベルの人には無理ゲーですのでこのビザのことは忘れましょう(笑)本気で起業する人向けです。

 

まとめ

ニュージーランドで本業以外(会社員)で自分の副業をするのはワーホリだとそこまで難しくありません。

しかし、すでにワークビザを取得している場合は思った以上にハードルが高いと言わざるをえません。ちなみに観光ビザも就労はできません。学生ビザも原則就労は不可能です(場合によっては週20時間の労働が可能な場合もあり)。

そう考えると日刊ニュージーランドライフさん、NZdaisuki.comさん、Gekkan NZさんは本拠地をニュージーランドに置いてらっしゃるのだと思うのですが、どういうふうに事業展開されたのかなぁと個人的にはすごく気になるところです。

素晴らしい先見の明をお持ちだったのでしょう!!

ハードルが高いのは、まぁニュージーランドの移民政策が就労人口不足の穴埋めなわけですから、手を動かさない外国人増やしても仕方がないという考えなのでしょう。

ということで今回はこの辺で失礼します。See you next time!!

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