クィーンズタウンのフラット(家)。家賃と物件を探す際の注意点

 

ニュージーランドのクィーンズタウン…フラットを探している方は肌で感じているのかもしれませんが、高いです!!シングルルームで$200〜は2015年頃に比べると$20〜30は値上がりしています。

 

「一体この町どうなってるん!!」と思っていたところ、クィーンズタウンの賃貸市場に関してドンピシャの記事(英文)が投稿されているのを目にしました。

 

この英文記事を解説しながら、クィーンズタウンの賃貸フラット(家)事情に関する考察とレンタルの値段の相場に予断を挟みながら触れていきたいと思います。クィーンズタウンでフラット市場の負の側面です。これから住まいを探す方は知っておく方が良いでしょう。

 

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クィーンズタウンの賃貸不動産市場の現状

40 people to a property, eight people to a room:

inside the nightmare that is renting in Queenstown

Quote:【Article by Peter Newport

 

「40人が1つの不動産、8人が1つの部屋、クィーンズタウンの賃貸市場の悪夢の内側..」という記事の題名で始まります。

 

クィーンズタウンは空前の不動産投資ブーム。住宅の平均価格は$1millionに達する異常な状態が続いています。住宅価格事情は2006年までのアメリカを見ているようです。

 

 

加えてクィーンズタウンの賃貸住宅市場も異常な状況です。

Here’s the menu: $125 a week for a single room (multiple beds/bunks) shared with up to four other people, $200/$250 for a single room in a shared house, $350/$450 for a single room with its own bathroom in a shared house, $750/$1,400 a week for a basic house or townhouse.

Quote:【Article by Peter Newport 

日本とは賃貸物件事情が異なるので記事からの引用文を使って解説します。

$125/週は「シングルルーム」にベッド(2段ベッド)を複数置き、最大4人でシェアする場合の平均賃料です。8〜10畳一間に2段ベッドを2つ置き、その4つのスペースの1角を賃貸で利用する場合の賃料が$125/週です。自分のスペースはベッドの上だけの状態。

 

 

$200〜250/週は、シェアハウス内の1つの「シングルルーム」を借りる場合の平均価格です。部屋に通常キッチン、トイレ、シャワーはなく、他のハウスメイトとシェアしている状況です。シングルルームを「ダブルルーム」と称し、ベッドを2つ突っ込んで貸しているケースが多数。

 

 

$350〜$400/週は、シェアハウス内でも「シャワー、トイレ付きのシングルルーム」を借りる場合の平均価格です。普通のシングルルームよりも広く大体10畳以上です。それなりに快適に過ごせますが、値段帯的にカップルや2人で入居する場合向けの部屋です。

 

 

$750〜$1400/週は、平均的な一軒家を丸々借りる場合の平均価格です。この値段帯だと3 bed room〜5 bed roomとなります。この国、転貸借まさかのOK(苦笑)全部借り上げて、元の賃料より高い値段で他人に貸す強者もいます。もしくは、仲のいい5〜6人で借りる..しかし、その場合空室リスクもある。

 

 

クィーンズタウンの週あたりの賃料の相場として、2017年3月24日付の引用元の記事で紹介されています。この値段帯は大げさでもなんでもありません。

 

 

 

なぜここまでクィーンズタウンの賃料が上がり続けるのか?

人口増加

1つはニュージーランドの人口増加にあります。2000年に約380万人だった人口は2016年で470万人に達しています。この20年で100万人。純粋な出生によるものではなく、人口増加の大部分がアジア圏からの移民によるものです。

クィーンズタウンの人口は2万人に届こうとしています。2011年時点で人口は1万1000人ほどなのを考えると激増しているといえるでしょう。

 

 

増えない不動産数

クィーンズタウンは現在住宅地の開発が進んでいます。しかし、1年に1000人ずつ増えている人口には追いついていません。需要が極めて多く、供給が少ない状況が生まれていることから賃貸価格の上昇が続いているのです。

 

また、開発は主にホテル業や販売目的のものがほとんど。賃貸目的の不動産はほとんど建設されていません。

 

そこで、既存のシェアハウスのシングルルームを更に分ける(シングルルームに2〜4名を詰め込む)こととなったのです。元々のシングルルームをダブルルーム、3人用、4人用の部屋として使う…のが正しい感覚です。プライベートなどあったものではありません。

 

 

そこから派生する状況

Try to get a job in Queenstown and the first question is “Have you got a confirmed place to live?” Answer no and most employers will show you the door, provide directions to the airport bus and say bad luck.

Quote:【Article by Peter Newport 

 

クィーンズタウンでの仕事の面接で真っ先に聞かれるのが「住む場所は確保できましたか?」「確保の予定はありますか?」という質問です。もし答えが「No」なら…ほぼお見送りです。僕は採用もしてますが、真っ先に住まいの状況に関しては必ず確認をしています。

 

クィーンズタウンで仕事を見つけるには、まず住まいの確保を確実にしてからでないと厳しい現実があります。

 

一方で、クィーンズタウンで不動産が見つからず仕事探しを断念して別の地域へ移っていく人も少なくありません。あっても週$200〜は確実。そのせいあってか2016年秋頃からクィーンズタウンでは一時的な労働人口不足が発生しているほどです。

 

 

日本の賃貸事情との違い

「シェアハウス」では、1つ屋根の下に複数人が生活している文字どおりの状態。キッチン、シャワー、トイレは原則共同になります。ニュージーランドでは最も物件数が多くメジャーな賃貸物件です。

 

日本の賃貸で一般的な「1ルーム、2LDK」などは「アパートメント」と呼ばれます。ニュージーランドでは少数派。クィーンズタウンなら賃貸で月$2000〜3000ほどは覚悟しなければなりません。建築技術力の差、建築業に従事する人不足も相まってアパートメントの数が少ないからです。

 

 

日本の賃貸物件の環境はアパートメントが普通。これは世界的に見てかなり恵まれているといえます。ニュージーランドで長期生活を計画する場合、よっぽど財政的に余裕がない人はシェアハウスで他人と1つ屋根の下で生活しなければならないことは念頭におかなければなりません。

※ワーホリや長期生活の醍醐味と言えますけどね..(^^)

 

 

 

ここまでの統括

クィーンズタウンでの賃貸不動産事情の表面的な内容はこの記事で読み取っていただけると思います。

  • 賃料が毎年増加
  • 増加傾向にある表面的な要因
  • シェアハウスの使用スペース毎の週あたりの賃料
  • 日本の賃貸アパートとの違い

 

これらは賃貸不動産を探す指標にはなりますが、もっとも僕が言いたいのは…

 

「気をつけよう!!」「ハズれならすぐに退散!!」

 

ということです。ぼんやりしていると搾取の対象となりますので注意が必要です。詳しくは次回の記事に書きたいと思います。

 

 

 

NZ, Queenstownでの不動産探しまとめ

第一弾:クィーンズタウンでの不動産の探し方

クィーンズタウンで賃貸物件(フラット)を上手く探す方法

2017.09.10

 

第二弾:クィーンズタウンで不動産を探すコツ

クィーンズタウンでフラット(賃貸)探す時に心がけたいコツ

2017.09.15

 

第三弾:居住エリア紹介 〜Town Centre周辺1〜

クィーンズタウンのフラット(賃貸):Town Centre周辺1

2017.09.16

 

第四弾:居住エリア紹介 〜Town Centre周辺2〜

クィーンズタウンのフラット(賃貸):Town Centre周辺2

2017.09.19

 

第五弾:居住エリア紹介 〜Frankton周辺から東側〜

クィーンズタウンのフラット(賃貸):Frankton周辺から東側

2017.09.28

 

第六弾:不動産を探す時の注意点1

本記事です。

 

第七弾:不動産を探す時の注意点2

クィーンズタウンのフラット(家)。相場と物件を探す際の注意点2

2017.03.30

 

第八弾:実際に経験した賃貸でのトラブル

実際経験した不動産(フラット)契約上のトラブル in NZ

2017.09.11

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