ニュージーランドのワーホリ生活で車は必要?考察してみた

 

ニュージーランドで長期滞在を計画する際、「車を運転するか」迷ったことはないでしょうか。

オークランドなど日本でいう東京・大阪のような地域はバス・電車など交通機関も発達しています。しかし、地方都市や町レベルになってくると日本みたいに電車やバスが通っていないことも多いのが現実です。

もちろん車なしで生活される人もいます。しかし、それが自分にとって良いのかどうかニュージーランド渡航前にはなかなか判断できないと思いますので、今回は記事にしてみました。

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ニュージーランドに渡航してくる人の特徴

ワーキングホリデイビザ(以下ワーホリ)のビザや学生ビザを取得してニュージーランドへ渡航する若者が大多数です。3年間ニュージーランドで働いてみて感覚的に90%以上でしょう。しかし目的は人それぞれ違います。

例えば、同じワーホリビザを持っていても6ヶ月間ガッツリ語学学校に通う人もいれば、到着後早速職探しを始める人もいます。車を買う人と買わない人の特徴をまとめてみましょう。

 

どんな人が車を買っているのか?

旅行を計画している人(春、夏、秋)

特にワーホリは自由度が高いビザで、期間内なら就学・就労OKですし旅行も自由に行けます。なので旅行目的でワーホリを取得する人も多いです。

旅行の方法にもよりますが、陸路を延々と「車」で走行しニュージーランドの南島を一周する..北島を一周する..というスタイルをとる人がいます。長距離バスを乗り継ぐ人もいますが、個人的には車での旅行の方が自由に行動できる分ラクだと思います。旅行派では車を持つ人は多い印象です。

好きなタイミングで好きな場所まで行けますし、複数人で旅をすることも可能です。自分でするのは運転くらいなものです。特に春〜秋は天気も安定しており、絶好のドライブ日和が多いのも特徴的です。

 

スキー・スノボーを楽しむ人(冬)

特にニュージーランドの南島南部地方ですね。Queenstown(クィーンズタウン)のコロネットピークスキー場、リマーカブルスキー場やWanaka(ワナカ)のカードローナスキー場などは有名です。

日本のスキー場のように、スキー場内や周辺に民宿が密集しているようなことはありません。基本的に最寄りの市街地でフラットを借りてそこから通う人が多いのですが、居住エリアが地味にスキー場から離れています(10数km)。

町からスキー場へのバスの定期便(1回$20くらい)を使用するか、自前の車でフラットからスキー場まで通うかヒッチハイクするかの3択ですが、最も自由度が高いのは車での移動でしょう。実際、スキーヤーのほとんどは車を持っていました。

 

語学学校・専門学校へ通う学生

これは通学用に使用する人もいますが、休日のレジャー用がメインという印象です。

僕が語学学校へ通っていた頃でも生徒で持っている人はいました。しかし、少数派で一クラスに2、3人くらいの感覚です。学業専念思考の人も多く、ホームステイの家から徒歩やバスで通う人が多数派でした。学校終わりにカフェでの休憩やバーでのビリヤードにいそしむ機会が多かったですね。

車を買うのは語学学校卒業後、仕事を始めるときやホームステイを出てフラットを自分で探すときにみんな買ってました。

 

その他

そもそも最初から就労目的でニュージーランドにきた人。結婚をして現地で家庭を持ち始めた人。ニュージーランドへの移住が成功して拠点が決まった人も車を買う傾向にあります。

車があると住みたい地域・場所・仕事を選べる自由度が高まるので、あった方がいいというのが個人的な見解です。

 

 

みんなどんな車を買っているのか?

新車購入はかなり稀です。上記に該当する人の97%くらいは「$1000〜$5000くらいの中古車」を買っています。ただ、日本の中古車の概念と全く異なるのでびっくりするかもしれません。ちなみにけっこう日本車が走っています。TOYOTA、SUBARUが多数でたまにNISSANなどもいます。

 

走行距離30万kmはまだまだ現役

僕もニュージーランドで中古車を購入しましたが、そのときかなり驚きました。

20万kmや30万kmの車があちこちで出品されているわけです。10万kmはまだまだ現役。2〜3万kmなんかまだまだBabyレベルでももはや新車レベルの感覚で取引されています。30万kmで「そこそこ走ったなぁ〜」という感覚レベルです。

 

年式は1999年までと2000年以降で区別

1990年代の日本車がバリバリに現役なニュージーランド。しかし、多くの人は購入時に車の年式を気にします。そのポイントが「1999年まで」か「2000年以降」です。 ※2017年10月現在

ニュージーランドでも車検(Warranty of Fitness:通称WOF)は必須です。1999年までのモデルは半年に1回ですが、2000年以降(2000年含む)は1年に1回の車検でいいのです。車検は安くても$50〜70(修理代・パーツ代別)くらいはかかりますので重視する人が多いですね。

ざっと2000年以降で15万km〜20万kmクラスで$2000-$4000くらいです。 ※車種によって異なる

 

 

「中古車ディーラー」か「個人間取引」

中古車ディーラー

日本でもおなじみだと思います。店舗まで車を見に行きます。試乗し気に入れば購入という流れになります。

メリットとしては、整備士が常駐しているので基本的な整備はしっかり行われた状態で購入することができます。また、不具合があるポイントなどあれば教えてくれるでしょう。逆に車を処分したい時も下取りしてくれるディーラーもあります。デメリットとしては、個人間売買よりも手間がかけられている分やや割高です。車種にもよりますが$4000前後は予算として持っておくことが望ましいでしょう。

 

個人間売買

日本ではあまり一般的ではない手法です。しかし、ニュージーランドではかなり一般的に個人間で車の売買が行われています。

メリットとしては中古車ディーラーよりは割安で車を手に入れられることです。$1500-$3000でも程度のいい車を購入できます。デメリットとしては、整備状況や消耗パーツの状況が熟知されていないことがほとんどです。中には深刻な問題が認知されずに放置され、購入後故障するというケースも少数ですがあります。

信頼できる相手から購入することが重要です。

 

 

車を買うメリットとデメリット

前提として、2000年に製造された$2500のトヨタのカルディナ(走行距離27万km)を例に考えてみます。写真は我が愛車のカルディナです。27万kmですが、ターボとターボタイマー付きでめっちゃ走ります!

 

メリット

日常生活が非常にラクになり選択肢が広がります。

先ほども書きましたが、公共交通機関はオークランド、ウェリントンなどを除くとお世辞にも充実しているとは言えません。しかも乗車賃も日本の2倍〜4倍くらいします。ちなみに、僕の住んでいるクィーンズタウンという町のバスの定期は1週間$47します。日本だったら月3000円くらいですよね..。

通勤通学などの移動距離が長く、頻度も週5日〜6日、期間が半年以上になるとしましょう。日々の生活に必要な食材の買い出しなども通勤通学に加えて必要だと考えれば、車を持っていた便利なのではないでしょうか。気が向いた時にドライブや短期の旅行にも行けます。

また、丁寧に乗っていれば帰国時などにいい値段で販売できることがあります。$2500で買って$2000で売れるということも珍しくないので、実質$500の出費で車に乗れていることになります。

 

デメリット

最低限の整備と維持費は必要です。僕が思う最低限の整備とは【2週間に1回のタイヤの空気check】、【8000km-1万kmに1回のオイル交換】、【1万km-1万5000kmに1回のオイルフィルター交換】です。

タイヤの空気圧checkと補充は多くの場合ガソリンスタンドにて無料できることが多いです。オイル交換とオイルフィルター交換合わせて$150-$200くらいでしょうか。怠るとタイヤのパンクやバースト(破裂)で思わぬ大事故に遭ったり、エンジンの不調や故障の原因となります。

また、帰国などの際に売るなどして処分しなければいけません。いい値段で売れればいいですが、乗り方や販売の時期によっては半額程度でしか売れない場合もあります。特に帰国間近まで乗る必要のある人は、かなりプレッシャーを感じることになりそうです。

 

 

上手な車の買い方

・外装に傷がない(もしくは少ない)
・Registration(通称:Rego)、WOFが切れていない
・整備歴の残っている車
・$2500くらいまでの車(目安)

 

上記の4点を押さえればいい買い物ができると思います。

 

外装に傷がない(もしくは少ない)車

普段の走行時の見た目というよりは、転売時に焦点を置いています。

外装に傷がないか少ない車だと転売の際に買い手がつきやすくなりますし、その分の値下げを求められる確率もなくなります。「走ればいいよ」と思えるかもしれませんが、処理まで考えるとキレイな車を購入する方が良いでしょう。

 

Registration(通称:Rego)、WOFが切れていない

WOFは車検です。受けるのに$50-70くらいは安くてもかかります。修理などが発生すれば追加料金です。できれば通過後間もない車がいいでしょう。

Regoは自動車登録のことです。更新制で3か月〜1年単位で選択できます。登録料は車種などで若干異なりますが$80-$150くらいで推移しています。

乗り出し時のコストを抑えたいのであれば、これらの残り期間を気にするのがいいでしょう。

 

整備歴の残っている車

残し方として、整備を受けた際に支払った時の領収書をとってあることが主流です。領収書の多くがA4サイズ(学校で使うノートくらいのサイズ)の紙に【価格】、【どのパーツを交換・修理したか】、【車種・ナンバー、日付】が記載されています。

オイル、オイルフィルター、タイミングベルト、パワーステアリングベルト、タイヤは注目ポイントです。ここに関しては違う機会に詳細を記載していきたいと思います。

 

$2500くらいまでの車

価格的に売りやすいのが理由です。理想は$2000-$2500で買って、$1200-$1800くらいで売るのが理想です。

ワーホリで来ている人のほとんどが「$5000の車??余裕で買いでしょ♪」という感じにお金があるわけではありません。各々の計画のためにお金を必死に貯めている人が多く、それ以外の支出は極力控える傾向にあります。

かといって、$500の車が売っていたら買いますか??躊躇しますよね。何か問題のある可能性があるのではないか…と。無論、$2000クラスでも軽微な問題があることの方が多いですが、$500だと何か深刻な問題がありそうな気もしてきます。

でも$5000の状態のいい中古車には手が出ない…けど足が欲しい..多少問題あっても可…でも深刻な問題のある車や安いけど胡散臭いのは勘弁…という人が狙える値段帯が感覚的に$1000台です。実際、売りのページでコメントがついているのを見かけるのはこの値段帯になります。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。ニュージーランドで3年間生活して、中古車を買って売った経験からこのような結論に至りました。NZは車社会ですのであると生活が相当便利になりますが、車を買うことが全てではありません。

必要な時だけレンタカーを借りるという選択肢もあります。長距離バスでもいい。通勤・通学には自転車を使おう。徒歩圏内しか眼中にない。お手元の予算に合わせて決断されるといいでしょう。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

次はニュージーランドで車を運転するための準備に関してまとめていきたいと思います。その他、車系の関連記事は下記にまとめていますので参考にしてください^^それでは!!

 

 

NZでの車購入シリーズ

 

第1弾:NZのワーホリ生活で車は必要かの考察

本記事です。

 

第2弾:NZで車を運転するのに必要な準備

ニュージーランドで車を運転するのに必要な準備!!

2017.09.30

 

第3弾:NZの免許を準備する方法【準備1】

ニュージーランドの車の運転免許を簡単に取得する方法

2017.01.11

 

第4弾:準備中

 

 

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